ネット上でよく見かけるこの言葉。英語に投入したのと同じ時間と労力をラテン語に投入したらどうだろう。「ご挨拶」でも述べたが問題はそのための学習人口が少ないこと、学習環境が貧しいこと、つまりはマーケットが小さいことがラテン語を難しくしているのではないだろうか。ラテン語に固有の難しさはそれから先の話。
ラテン語は独学むき?
私の答えはノーです。独学でできるのは名詞の変化と動詞の活用まで。統辞論もある程度までは自分でできる。含蓄の深い短文もなんとか理解はできる。だが、そこから原典を読むまでには大きな隔たりがあります。大学を卒業すると居住地の関係などもあって、独学を余儀なくされる場合が多いけれど、共同で勉強することの利点は自らを振り返るととてつもなく大きかった。lingua latina legenda nobis est cum aliis.
ラテン語の古辞書
京都外国語大学のラテン語古辞書コレクションについて原田裕司さんという方が有益な記事を書いていらっしゃるのでご紹介します。私自身はラテン語の古辞書の必要は感じていないけれど、ルネサンス以降のラテン語教育・教科書には少し興味があるのでどなたかにご教示いただけるとありがたいと思っています。大学図書館には画像をクリックしてください。
ギャラリー併設しました
友人の写真家 yoshiharu seki さんの写真をギャラリーで展示しています。ギャラリーへは画像をクリックしてください。
続ラテン語放送
前回はアメリカの放送局を紹介しましたが、今回はドイツの放送局です。情報を小出しにして申し訳なかったので情報源を記すと、Wikipediaのnuntii latiniの項(英語表示)です。ほかにもいくつか外部リンクが張られています。bremen ZWEIは紫の画像をクリックしてどうぞ。
ラテン語放送
数年前にヘルシンキの放送局の運営するラテン語放送が閉鎖され、ラテン語の生産力の衰微を象徴するようで寂しかったが、いつだったかネットをみていてラテン語放送を見つけたので紹介しておきます。ご存じの方も多いでしょうが、この手の情報はあちこちにあってよいと思うので重複していたらご容赦ください。ニュースだけでなくin foro romanoなど充実しているサイトです。画像クリックでどうぞ。